先週末から世間より一週間遅い夏休みをもらい、23日までお休み。
夏休みは特にどこかに行く当てもなかったが朝目が覚めたら美術鑑賞がしたくなって高速道路を乗り継いで島根県の松江まで来てしまった。
松江といえば出雲大社や宍道湖のしじみとかラフカディオハーン(小泉八雲)が有名だけど、ティファニーの作品や所蔵品を見ることができる「ルイス・C.ティファニー庭園美術館」というのがあり、これを目当てにやってきた。
ティファニーと言えばクリスマスイブに都心の高級ホテルを予約して、プレゼントはティファニーのオープンハートのペンダントと、バブルの頃はそんな話しもあったその宝飾屋のティファニーを連想しがちだが、ここのティファニーさんは宝飾屋の息子のティファニーさんで、家業の宝飾屋を継がずに芸術家として名をはせた人。
特にガラスの世界では知らない人は居ない有名な人だ。
入場料2000円を払い中に入る。
最初は高い入場料だと思ったが、2000円以上払っても入る価値のあるところだった。
中は美術館なので一切写真撮影禁止なので写真は撮れなかったが、とにかく所蔵している美術品は全て感動物で写真撮影しなくても目の奥に焼きついてしまった。
日本の作品では葛飾北斎「北斎漫画全15篇」など全て揃っていて、柿右衛門の壷などの写真やなんでも鑑定団でしか見たことがない作品の数々、歌川
広重の名所江戸百景などの浮世絵の本物なども驚くほどの数が並べられていた。
アールヌーボのコレクションも多くて、特にジャポニズムの影響を受けた作品が多い。
面白かったのはガラスのランプなどで有名なエミール・ガレの木製家具や装飾品で一部屋を作っていたり。
ルイス・C.ティファニーのステンドグラスやガラスのランプや宝飾品などの作品もこれでもかという位にたくさん見ることが出来、感動しながら見ていたらあっという間に3時間ほど経ってしまった。
建物の外は大きなイングリッシュガーデンがあり、きれいに手入れされていた。
島根といえば出雲そば
美術館近くの老舗のよな店で出雲そばを食べる。
出雲そばは数枚に小分けされて出てきて、そばに薬味とつゆをぶっ掛けて食べるのが特徴のようだ。
一言:柿の種とピーナッツの比率は7:3が好きです。