2006年8月

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8月27日(日)

いつものように地元の野菜や豆腐を買出しに行った。

そろそろ秋の気配で、山の栗も大きくなってきている。

もう少ししたら秋の味覚を楽しめる時期がやってきて、四季のある日本に生まれて良かったと感じる瞬間だ。


庭のやまももの木が茂りすぎて、実も終わったのでを剪定する事にした。

木に登り剪定バサミとのこぎりで「やまもも」の枝を打っていたら子猫の「こもも」が登ってきた。

木の下では先住猫が昼寝を始めるし、どうも猫というのは人の邪魔をするのが仕事みたいだ。

一言:子供の頃より物忘れが少なくなっていると思うのだけど。

8月26日(土)

今日はちょっと特別な日なので贅沢をしに丹波篠山までやってきた。

篠山の山奥に蕎麦屋があり、篠山市街から北に行き、いくつかの集落を通り民家も無くなってしばらく進むと山間にぽつんと一軒の家が見えてきて、そこが目指す蕎麦屋の「ろあん松田」。


ここは主に蕎麦をコース仕立てで出し、完全予約制の店で、はじめてこの店のうわさを聞いたときは蕎麦で高価なコースなんてちょっと敷居の高い嫌味なお店かなと思ったが、行ってみるとそれら全ては誤解であったと気づかされた。

こんな山奥なのは土地が安かったからだそうだし、店主も良い感じの研究熱心な人だった。


食事には2時間の時間がかかるので、昼は12時からの4組と2時から4組の客のみ。
夜も6時から4組だけで、一人で行っても一組と数えられ相席は一切無い。

単品のメニューもあるが、基本的には4500円の「蕎麦ひとそろえ」という全てがコースになったものがメインのようだ。

料理が出てくるたび素材や産地、作り方などの説明をしてくれて、とにかく妥協が無く「美味しい」という言葉よりも「参りました」という感じ。

季節の野菜や地元の幸などのつきだしや徳島の祖谷そばや福井、島根などの蕎麦などいろいろな食べ方で楽しませてもらう。



祖谷の蕎麦は薬味はわさびだけ。

そばがきも良い香が口いっぱいに。

越前のそばは辛味大根かやまかけで。

熊本の東一もおいしい。

窓から見えるのどかな景色を楽しみながら、料理を口と目で楽しんでいたらあっという間に2時間が過ぎてしまった。

とても感じの良いお店なので来週にでもまた行きたい程だが、毎度毎度行けるお店ではない。

でもまた機会をみつけて行きた良いお店だった。

一言:寒いより暑い方がいいと思ったのは去年の冬だった。

8月21日(月)

先週末から世間より一週間遅い夏休みをもらい、23日までお休み。

夏休みは特にどこかに行く当てもなかったが朝目が覚めたら美術鑑賞がしたくなって高速道路を乗り継いで島根県の松江まで来てしまった。


松江といえば出雲大社や宍道湖のしじみとかラフカディオハーン(小泉八雲)が有名だけど、ティファニーの作品や所蔵品を見ることができる「ルイス・C.ティファニー庭園美術館」というのがあり、これを目当てにやってきた。

ティファニーと言えばクリスマスイブに都心の高級ホテルを予約して、プレゼントはティファニーのオープンハートのペンダントと、バブルの頃はそんな話しもあったその宝飾屋のティファニーを連想しがちだが、ここのティファニーさんは宝飾屋の息子のティファニーさんで、家業の宝飾屋を継がずに芸術家として名をはせた人。

特にガラスの世界では知らない人は居ない有名な人だ。


入場料2000円を払い中に入る。
最初は高い入場料だと思ったが、2000円以上払っても入る価値のあるところだった。

中は美術館なので一切写真撮影禁止なので写真は撮れなかったが、とにかく所蔵している美術品は全て感動物で写真撮影しなくても目の奥に焼きついてしまった。

日本の作品では葛飾北斎「北斎漫画全15篇」など全て揃っていて、柿右衛門の壷などの写真やなんでも鑑定団でしか見たことがない作品の数々、歌川 広重の名所江戸百景などの浮世絵の本物なども驚くほどの数が並べられていた。

アールヌーボのコレクションも多くて、特にジャポニズムの影響を受けた作品が多い。

面白かったのはガラスのランプなどで有名なエミール・ガレの木製家具や装飾品で一部屋を作っていたり。

ルイス・C.ティファニーのステンドグラスやガラスのランプや宝飾品などの作品もこれでもかという位にたくさん見ることが出来、感動しながら見ていたらあっという間に3時間ほど経ってしまった。

建物の外は大きなイングリッシュガーデンがあり、きれいに手入れされていた。

島根といえば出雲そば

美術館近くの老舗のよな店で出雲そばを食べる。

出雲そばは数枚に小分けされて出てきて、そばに薬味とつゆをぶっ掛けて食べるのが特徴のようだ。

一言:柿の種とピーナッツの比率は7:3が好きです。

8月14日(月)

世間では盆休みが始まっているが、今日は仕事の為出勤。

うちの会社に盆休みは無く、7月から9月の間で好きな期間で平日4日間の連休を取り、土日あわせて6日間休むことになっている。
祝日もうまく合わせれば9連休も可能だ。

そんな訳で盆には休まず、盆があけてから休む事にした。

世間は休みなので朝の出勤時は本当に車が少ない。

毎朝混雑するので通らない新御堂筋もガラガラで、いつもよりも10分程早く着いてしまった。


先々週にルノーカングーのキーを分解したが、今度は並行輸入車のルノーカングーのキーを預かって来た。

ボタンを押してもキーレスエントリーが働かないそうで、キーを振るとカチャカチャと何かが転がる音がする。

分解してみたら小型のスイッチが転がり出て、スイッチが脱落してしまったようだ。


本来スイッチが付いているところは、スイッチの端子の形にハンダが残ってスイッチが取れてしまっている。

何千回とスイッチを押しているうちにクリームハンダにストレスが掛かって、ハンダの合金が金属疲労をおこしてクラックが入り取れてしまったようだ。


古いハンダを綺麗に取り去ってスイッチをハンダ付けし、無事復活した。


日に日に大きくなっていくのが分かる。


一言:板垣死すとも自由はプー(コージ苑)

8月13日(日)

朝、そろそろ色づいてきたブルーベリーを収穫する。

去年たくさん実がなったブルーベリーだが、今年もたくさん収穫できそうだ。




ナスも毎週収穫できるようになってきた。

細いのが2本なっていると思い、よく見たらふたなりのナスで、こんなのははじめて見た。
もう少し大きくなりそうなので、このままにして様子を見る事にする。

夕方からは「車屋なのに自転車屋」のニコフランドに行く。

久々に行ったら店員が増えていて、名前は大五郎だそうだ。

店番とお客さんの相手が仕事で、時々ゴミをあさったり自転車の箱で爪とぎをして店長に怒られたり。

先日別の猫が閉店後の店に入り込んで、商品を荒らし、熱感知センサが反応して警備会社が出動する事があったらしく、店内には警備会社が置いていった捕獲カゴがあった。

警備会社ではそんな事例があるらしく、セコムではこんなカゴを常備しているらしい。

そんな話をしていたら店の前を店を荒らした猫がゆうゆうと通っていった。

うちの子猫と柄がそっくりだけど、大きくなったらあんなのになるのかな?

ニコフランドは元々トライアルやマウンテンバイクなどのオフロード系が多い自転車屋だったが、最近はロードタイプの取り扱いも増えてきて、今はそれらの組み立てや調整で盆休みも無い状態らしい。

綺麗なイタリアのチネリも入荷していたが、これも今日商談が成立したようだ。

フランスのTIMEも入荷していて、こんなパイプだけの状態で給料の一ヶ月以上の値段がするなんて・・・

ロード自転車も欲しいけど、これ以上我が家に乗り物を増やすわけにはいかず・・・・

一言:伊藤園のペットボトルのラベルが一番剥がしやすい。

8月12日(土)

休日恒例の野菜の買出しに行く。

この時期は早生の黒豆の枝豆が美味しい。

駐車場には綺麗なバカラが停まっていた。

うちの艶の無くなったボディーに比べるとはるかに綺麗で羨ましい限り、大切に乗って欲しい。


その後はうちの家から一番近いそば屋の「季楽」にお昼を食べに行く。

ここは農家のオバちゃん達がやっていて、そば屋と農作物の販売をしている。

この時期はスイカやマッカ(マクワ瓜)などが並ぶ。
子供の頃夏の果物といえばマッカで、こればっかり食べていた。
実家ではイチゴの栽培もしていて夏もたくさん実がなっていたが、ハウス栽培なので年がら年中イチゴが家にあり、有り難みも無く、食べたくなくなってしまった。

買えば値が張る物でも、周りに腐るほどあると何の値打ちも感じなくなるものだ。
もし家にロマネコンティが何百本と腐る程あれば半分飲んで捨ててしまうなんて事もあるかも知れない。

ここはそば屋と言っても食堂の様な感じの店だが、窓からは田園風景と高圧鉄塔を楽しむ事が出来る。



そばはこの地域で栽培されたもので、挽きぐるみの田舎そばという感じ。
特にこだわりのそばではないけど、ふらっと立ち寄って食べるには良くて美味しい。


その後はカート場に遊びに行く。

部品がそろわずストップしていた僕のマシンがそろそろ出来上がりそうだ。

今日はエンジンを積んで、チェーンを張ってもらった。

次回は思いっきりこれで走れるるのか??

タナカくんもチューニングエンジンを積んだカートで走っていて、ピットに帰ってきたらいつものようにくたばってしまった。

やはりカートは過酷なスポーツだ。

一言:熱い鉄板で汗をかきつつお好み焼きで生ビール!

8月6日(日)

梅雨があけて朝夕は涼しいけど昼間は滅茶苦茶暑い。

歳なのか昔程は暑さが苦になら無くなったが、それでも外に居ると汗が滝のように出てくる。

庭の片隅に植えた茄子や万願寺唐辛子が大きくなってきた。

茄子はいつも行く朝市で苗を買ってきて植えたが、実が大きくなっても全然太らずおかしいなと思っていたらどんどん長くなって、どうやら長茄子だったみたいだ。

苗で売っている時はただ「ナスの苗」としか書いていなかった。


相変わらず子猫は庭を走り回っていて、全く疲れを知らない。

走り回っていない時は物陰に隠れて、様子を伺いに行くと足に飛びついて来てじゃれ、まったく相手をするのも疲れる。

夕方になり目がうつろになってきたと思ったら。

はじめて寝ているところを見た。

一言:20年前、由美かおるに会った事があります。

8月4日(金)

同僚が3年落ちのカングーを買った。

日本の仕様ではキーと別体のキーレスエントリーが付属してくるが、どこで情報を仕入れたか分からないが本国仕様のキーレスエントリーが使えるようにして欲しいと、キーを持ってきた。

カバーをスライドさせるとなにやら出てきた。


噂には聞いていたが、確かにキー本体に基板が入っていて、ボタン電池ホルダのプラス端子が切り取られて使えなくなっている。

この機能を生かしてもいいのか悪いのかは分からないが、とりあえず電波暗室内で機能の実験する目的で再生する事にする。


スズメッキした薄い銅板をTの字型に切って、曲げを入れて成形。

 それを基板のプラス側のランドにハンダ付け。

あとは買ってきたボタン電池をはめ込んで。

 スイッチを押してLEDが点灯すればOK。

早速電波暗室でもある地下室で実験してみたら、日本仕様のキーレスエントリーはドアの横あたりでやっと機能していたのが、本国のキーレスエントリーは離れた場所からもロックが出来るようになり、今までは動いていなかったアンサーバック機能まで動き出しウィンカーがチカチカ、なんとも便利な機能がかくれていたのに驚く。

一言:てーげーな生活を送りたい。