ある暑い日に買い物に出かけると水温計針が通常より少し高い位置にあり、なにやらクーラントの匂が微かにしてきました。
車を安全な場所に移動し確認すると、なんとクーラントが霧状に放射されていました。
オーバーヒートになるといけないので近くにあったスーパーマーケットで水を買ってきてリザーバータンクに注入。
自走不能になったのでJAFを呼び自宅まで牽引してもらいました。
さてこのトラブル、サーモスタット不良かラジエーターの不良か?
なんとファンブレード接触によるラジエーターの不良でした。
ファンブレードの留めナットが外れ、ファンブレードがラジエーターに突進していってラジエーターを傷つけたみたいです。
ファンが回ると後方に風を吹き出しますが、ナットが外れることにより自己の力でラジエーターの方に前進していったという事です。
ラジエーターとファンブレードの位置関係はこんな感じで、ファンブレードの外周部分でラジエーターを削ってしまいました。
これです、これが削られた部分。
穴があいてここからクーラントが霧状に漏れたわけです。
実はこのトラブルの数日前にファンが何かに接触するような音がかすかにしていて、また調べなければと思いつつ忙しいのでやっていなかったらこの結果です。
交換部品です。
穴の開いたラジエーターと、ファンブレードも削れてバランスが悪くなっている可能性もあるので交換しました。
またこの機会にホース類も劣化しているので交換しました。
前回アッパーホースは交換したのでロアホースと、他に危なそうなホースを交換しました。
クーラントはビリオンのPGを入れました。
今までもこれを入れていたのですが、今回事で流れてしまって・・・
このクーラント2本で1万円以上します(泣)
値段が高いだけのことはあって熱交換率は高いです。
ということで、ラジエーターは新品に。
また冷え方も今までより良くなりましたが、出費が痛いです。