オーディオを聴きやすくする

今までカーオーディオについては何もふれた事がないのですが、今回は禁断のカーオーディオに手を入れてみます。
何をするかというと音を良くする訳なんですが、それと同時に聴きやすい音にするというのが最大の目的です。
車の中はエンジンノイズ、ロードノイズ、風きり音など音楽再生の場としては最悪です。
それに高級サルーンなどとは違い我々の乗っている車はうるさく、よく聞こえないからボリュームを上げてたりして、またそれがうるさくて疲れたり。
奥さんや彼女から「こんな音楽も聴けないような車は嫌!買い換えて!」とあまり宜しくありません。

そこで登場するのがこれ!

サウンドサイエンス社のサウンドシャキット
ネーミングからもお分かりのように音をシャキットさせるものです。
大阪弁で言うと「ベタな名前」ですが、予想以上の効果がありました。

今回使った機種はPA502Lという2チャンネルの製品で、フロントスピーカーのみ使います。
製品は他にも4チャンネルの製品や便利なコントローラー付きもあります。

(写真は50w×2chパワーアンプ内蔵スピートン・エンハンサPA502-L \27,000)


つなぎ方は簡単。
付属のケーブルをデッキからスピーカーにつながっている配線に割り込ませ、電源をつなげば完成。

デッキを社外品に交換しているのであれば、ハーネスに付いているギボシ端子に割り込ませるだけ、電源も一緒にとれるので簡単。

また純正オーディオに専用のハーネスが別売であったりしますし、欧州車用のハーネスも有りますので安心です。

それではつなぎます。
この車は足元に外部アンプをつけているので、配線はこんなところにあります。
スピーカーのジョイント部を外して、シャキットのハーネスをつなぎ、電源を配線して終わり。

配線が終われば音が出るか確かめます。

音が無事出たらまず音量を決めます。
つまみは無いので、マイナスドライバーなどで回します、また調整しやすいように最初は固定せずシートなどに置いてします。
右に回しきりで今までと同じレベルになるので右に回しきっておきます。
次ぎにシャキットネスと呼ばれる音質の調整をします。
効かせれば効かせるほど音がはっきりして前に出てくる感じがします。
ただ効かせすぎると耳に痛い音になり歪っぽくなるので程々に聴きやすい音質に調整します。
あとは高音低音のバランスを真中のボリュームで調整します。

調整はこれだけですので難しく無く、自分の聴きやすい音質に調整します。
また走行して聴きやすい位置に調整します。(※走行中は操作をしないように)

 

最後に付属のマジックテープを使って固定します。
放熱フィン丸出しで見た目もカッコイイので助手席の足元に固定しました。

またここなら調整ボリュームが見えるので設定の変更も簡単にできます。



さて取り付けての結果ですが、製品の名前通り音がシャキットします(笑)
今までの音がカーテンの向こうで聴こえていたようで、これを入れる事によりカーテンが取れ音が前に出て来た感じがし、楽器の倍音成分が際立ち、リアルで臨場感が広がり高級オーディオに交換した様な驚きの音に変化します。
あまりの変化に嬉しくて頬がゆるんでしました。

何と言っても走行中聞こえにくかったカーステレオが音量をそんなに上げずにハッキリ聴こえるようになったのが有り難いです。

どんな音になったかは文字では表現しがたいので画像で表現してみます。

シャキットOFF

シャキットON

こんな感じでしょうか? ちょっと違うかも・・・・

印象としては高音低音を持ち上げたように聴こえますが、通常カーステレオに付いているバス、トレブルなどのトーンコントロールを触った時とは全然違い、音の波形を操作しているのが分かります。

本来失われた音楽情報はどんどん減衰し、スピーカーから空気を振動させ耳に届くころには元の波形とは大分違って来ます。
サウンドシャキットはそれを復活させ原音に近い音を聴かせてくれるように感じます。

詳しくはサウンドシャキットの製造販売元であるサウンドサイエンスのホームページに掲載されていますのでご覧下さい。

サウンドサイエンス株式会社
http://www.soundscience.co.jp/

ホームページ上ではサウンドシャキットの試聴もできますし、お近くの販売店などが紹介されています。

実はこれ、そんなに期待していなかったんですが、音量を上げずにカーステレオが聴け、エンジンのサウンドとの両立ができ運転にも集中できます。本当にお薦めです。


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