ナンバープレートの移設

 

クリオは夏になると冷却水の温度がなかなか下がりません、またエアコンも使うと冷却が追い付いていないようです。
そこでみんながよくやるナンバープレートの移設を行いました。

そういえば国産車でもハイパワーの車(インプレッサやランエボ、GT-R)なんかでナンバーをずらしているのをよく見かけますね、あれも同じ目的のようです。

この車のラジエーターは写真の線で囲んだ位置にあります。

見てわかるとおりナンバープレートで空気の吸入口の多くがふさがれています。
欧州だとナンバープレートが細長いのでふさぐ事は無いのですが、日本のナンバープレートはずんぐりした形なので設計した通りの効果は期待できません。

そこで邪魔にならないようにバンパーの右のほうに移動します。


用意したのはMini用のナンバー固定金具。

Miniのパーツで有名なAUTO DELTA(アウトデルタ)で作っているアルミ製で、商品名:フロントナンバーステー お値段は2,200円でした。
(AUTO DELTA 06-6333-3298)

このままでは使えないので、少し加工します。


ステーの部分を加工します。

折曲げ部を万力などを使って元どおり戻します。

アルミなので簡単に戻りますが、折曲げたものを戻すので折曲げ部がやや弱くなりますが一回くらいなら問題は無さそうです。
何度もこれを繰り返すとポッキっと折れますので注意します。

矢印側のステーはポッキっと折ってしまいます。

そして7mm程の穴をドリルで開けておきます。


あとはバンパーに取付け。
ドリルで4mm程の下穴を開けて6mmのタッピングビスをもみます。
下穴はきちんと開けておかないとバンパーが割れたりします。



これで完成。

金具にはナンバープレートを取り付けるネジ穴が2段階ありますのでお好みの高さの方に取付。

ステーの取付穴は細長く調整しろが有るのでナンバーをバンパーの曲線に合わせて配置したり、真正面を向かせたり出来ます。

 

元々の金具は取り外します。
リベット留めなのでドリルなどでリベット頭をさらって外すことが出来ます。


こんな感じになりました。

元々バンパーのあった場所にはバンパーをボディーに固定しているボルトがあるので、その大きな穴がぽっかり開いています。

それを隠すためにもユーロナンバープレートなんかを付けても良いかも知れませんね。

さて効果はといいますと走行時は何となく冷えが良くなったような気がしますが、思いっきり暑い日にはまだ使っていないので何ともいえません、実際はどうなんでしょう?。


戻る | Home