燃料ポンプの交換

燃料ポンプ(フューエルポンプ)が駄目になったので交換しました。

壊れた時の症状としては通常エンジンは正常に動くのですが、一旦エンジンを切ると1時間ぐらいエンジンが掛からず、時間をおくとまた何も無かったかのように掛かります。
でも何度もそのような事をくり返しているうちに走行途中に停まるようになってしまいました。

ポンプに掛かっている電圧を測ると正常な電圧だったので、どうやらポンプのモーターに何かトラブルがあるようです。

普通インタンク型の燃料ポンプの場合リアシートを外すと見えたりするのですが、この車の場合燃料計のセンサーは見えても燃料ポンプは見えず、燃料タンクを外さなければ交換する事は出来ません。
またその場合ガソリンを抜く必要があり、整備書では燃料ポンプを利用して抜く事になっていますが、そのポンプがダメなのでその方法は使えず大変でした。

また燃料タンクを為に外す部品が多く、マフラーやリアの足まわり、ブレーキ関係と一日仕事です。

今回の作業ですが、ガソリンを抜いたり、ガソリンタンクを降ろしたりとガソリンを扱う作業の為危険をともないます。
そのため詳しい交換方法の記載をひかえさせていただきます。

ご自分でやる場合は十分な下調べと消火器などの消火設備を用意してやっていただきたいと思います。


これが新品の燃料ポンプ。

ディーラーでの購入価格41,800円でした。

燃料ポンプの取り付けパッキンも必ず交換します。

ただのゴムを丸く切ったものですが2,200円もしました。

燃料フィルターも交換します。

購入価格2,800円


あとポンプを外す為の工具を作る必要があり整備書の図面通り作りました。

鉄で作るところを手持ち材料の都合でアルミで作りました、でも問題なく使えました。


これがポンプの底部です。

一番右のメッシュがガソリンを吸い込むところで、大まかなゴミをくい止めるようになっています。


タンクが降りました。

左に見えるのが燃料計のセンサー、右がポンプです。


ポンプを外すとタンクの中が見え、まだ少しガソリンが残っていました。

新しい燃料ポンプ取り付けて元通り組み立てれば作業完了。


あと燃料フィルターも交換。

これが燃料フィルターから出てきたガソリンです。

何やら真っ黒で銅色の細かい金属粉が混ざっていました、さていったいこれは何でしょうか?

続いて燃料ポンプを検証してみます。


>>燃料ポンプを検証>>