小型軽量バッテリーに交換バッテリーを以前から気になっていた激安小型軽量完全密閉型バッテリーに交換しました。
2台の車に取り付け、長期使用して問題無さそうなので紹介します。
取り付けたのはクーロンバッテリーという台湾のメーカーが作っているシールドバッテリーで、メンテナンスフリーで完全密閉型なので寝かしても天地逆さまに取り付けてもOKというもの。
純正指定のバッテリーに比べ小型で軽量なのが特徴です。
右がクーロンバッテリー、
重さ約9.8Kg左が純正サイズのバッテリー、
重さ約15.6Kg上から見るとこんな感じ。
奥行きはほとんど同じ大きさ。
ただこのバッテリー、純正と形状が違うのでそのままでは取り付けられず、金具を作る必要があるのと、端子も形状が違うので作る必要があります。
固定は国産車の場合押さえ金具を工夫すれば簡単に固定できそうですが、欧州車のバッテリーは足元を固定する形なので押さえて固定する様にします。
まず取り付けるベースになる部分ですが、板金屋でアルミ板を折り曲げて作ってもらえばいいのですが、今回は手持ちの適当なアルミ材で作ってみました。
ベースは3ミリ厚であとLアングルなどを組み合わせています。
サイズは以下のようにしました。
またバッテリーが当たる底の部分にはクッションとして薄いネオプレンゴムを貼付けています。これをバッテリーの底に当たる部分に敷きボルトで固定、あとはバッテリーを押さえ付けて固定する金具を取り付けます。
次に押さえ金具を取り付けるボルトどうするかですが、車側のベース部分に丁度良い穴があったのでM6の長さ190mmのずん切りネジを立てました。
ずん切りネジは棒にネジを切っただけのもので、ホームセンターのネジコーナーに売っています。
穴の裏と表からナットで固定し立ちました。
バッテリーの端子は平端子なのでそのままでは接続が出来ないので、短い22スケアのケーブルで端子を出しました。
本当は真鍮をテーパーに削って純正端子が取り付けで切るようにしたかったのですが、こちらの方が簡単で安価な為こうなりました。
あとはバッテリーをベースに乗せ、これまたアルミアングルで作っておいた押さえ金具で固定します。
取り外し易さを考え蝶ナットで締めています、また金具の裏にもナットを入れ、蝶ナットとで金具を締め込むようにし緩まないようにします。
次に配線。
まずプラス端子にケーブル類を接続。
ボルトでしっかり締め込みます。
その後端子が何かと接触しショートしないようにチューブなどの絶縁材を被せ固定します。
次にマイナス端子にケーブルを接続します。
マイナスは外す事があるので蝶ボルトで固定しました。
またマイナスはボディーと電位が同じなので裸のままにしておきます。
これで完了、問題なくエンジンが掛かりました。
大きなバッテリーが鎮座していたのがスッキリし、重量も5キログラム程軽くなりました。
今回使ったバッテリーは「WP-28-12」という容量が28Ahのものです。
ただ純正バッテリーは55Ahなので小さいのではと思われるかも知れませんが、これは容量の測定の仕方(時間率)が違う為で、これで問題なく使えます。このバッテリーの下のクラスに「WP-22-12」という22Ahのひと回り小さいのもあり本当はそれを使いたかったのですが、クランクの重いルーテシア16Vでは回りますが回転が重そうでちょっと厳しかったです。
ただ国産車の2リッタークラスの車であれば十分使えそうな気がしますが。1400ccのルーテシアバカラでは「WP-20-12(WP-22-12の旧型)」で軽々回るのでそれ使っていて、かれこれ一年近く使っていますが毎日機嫌良く動いています。
ルーテシアバカラの配線。
こちらは同じようなアルミのベース金具に乗せ、配線はちょっと大袈裟ですが電気屋さんが使う大きな端子台に固定していてます。
これは本当に小さくて、重さも6キログラム程でエンジンルームがスッキリしました。
さてこのバッテリーの値段ですが、
WP-22-12が 5,200円、WP-22-12が 7,300円
通販なので送料600円、代引の場合はプラス400円(2004年2月現在)大きい方でも込み込みでも8,300円なので結構安いです。
詳しくは株式会社 秋月電子通商
のバッテリーのコーナーをご覧下さい。
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