フロントブレーキパッドの交換

 

ブレーキの鳴きが大きくなってきたのでブレーキパッドを交換しました。

今回用意したのはイタリアのOMP社のパッド。
多分フェロードのOEMだと思います。
価格は個人輸入で1万円弱でした。

前回はフェロード製のスポーツパッドを入れていました。

交換のために用意するのはレンチ類とブレーキグリスぐらいです。

ブレーキグリスは専用のものが販売されていますが、専用でなくても大丈夫らしいです、私はテフロングリスを使っています。


ジャッキアップしてタイヤを外しブレーキを分解します。

作業する側にステアリングを回しておくと作業しやすいです。

ここのボルトを2本外します。
このボルトは再使用不可部品なので組み立て時には付属の新しいボルトを使います。


共回りしないようレンチを2本使います。

 

これでキャリパーが外れてパッドが見えます。

古いパッドを抜いて新しいパッドを差し込みます。


パッドの裏にはブレーキグリスを塗っておきます、これは鳴き防止の役目があります。

パッドに付いている針金状のバネの位置に気を付けながら、あとは元通り組み立てて終です。

ただしこのままだとキャリパーがはまりません。


擦りへったパッドの厚さと新品パッドの厚さが違うためキャリパーのピストンを押し込まなければなりません。

専用の工具もありますが、通常は指で思いっきり押せば凹みます。


固い場合はウオーターポンププライヤー等で挟んで凹ませればOKです。


キャリパーを着け新品のネジをきちんと締めて完了。
 

新しいパッドと古いパッド。

もう限界が来ていたようです。

 

注意:取り付けが完了した時点でブレーキペダルを必ず感触があるまで何回か踏みます、これを忘れて走り出してしまうと車が止まらず事故の原因になります。
また新品のブレーキパッドは効きが甘い場合があるので、無茶な運転をせず当たりを付けたほうが良いと思います。


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