リアブレーキパッドの交換

 

窒素ガスをタイヤに入れました。

窒素ガスはF1等のレースタイヤに入れられたり、飛行機のタイヤ、新交通システムや重機等のタイヤ等に入れられていたりします。
なぜ窒素ガスが空気に比べ良いかというと、

●窒素ガスはタイヤのゴムに対しての拡散が遅い(空気の1/3)ので抜けにくい。
●タイヤの温度が上昇しても、水分の気化等によるタイヤの内圧が大きく変化することが無く走行性能低下を防止でき乗り心地も良 い。
●タイヤ内のゴムやライナーの酸化、腐食を防止しホイールやバルブの酸化、腐食を防ぐ。
●酸素を含まないのでバースト時の発火や自然発火の危険性の低下

などがあげられるそうです。

どちらにしても、安定した気体なのでメンテナンスフリーという意味でもタイヤにはもってこいのようですね。

最近は窒素充填をしてくれるタイヤ屋さんや、カーショップも増えているらしいです。
値段は、だいたい乗用車1台分で2000円位が相場のようです。
うちの近所で入れてくれる所が無いか調べたのですが、すぐ近くには有りませんでした。
車で40〜50分位行った所には有ったのですが、窒素は溶接材料屋で売っていると聞き早速タウンページで溶接材料屋を探し、有無を言わず取り寄せてもらい、買っちゃいました。(ばか)

会社の同僚と共同購入でボンベと減圧器を買ってしまいました(ホントにおばか)
このサイズ(2立米)のボンベは買い取りなので買値22,000円と減圧器等が10,000円でしめて32,000円、あとエアゲージなどは手持ちのミシュラン製のをつなぎました。
タンクが空になったら3,000円程で充填してくれるそうです。
まあ知り合い達に窒素を入れてあげれば、元はとれなくても投資した甲斐はあるとの思うのでよしとします(涙)
移動が楽なように韓国出張の時に買った安物キャリアが有ったのでこれにくくり付けました。
 


これが減圧器。
これを付けないと、大変な高圧でガスが噴射されます。
くれぐれも取扱注意です。

この窒素ガスの人体への影響は無いのかという話しですが、空気中の約78%は窒素のため、私たちは毎日吸っている物質ですので安心です。

あと袋入りのかつおぶしなどの食品の中にも不活性ガスとして封入されていたりします。


早速、タイヤに入れてみます。

まずジャッキアップして、タイヤのバルブから虫ゴムを外します。
(虫ゴムは専用の工具が有りますのでそれを使います)
この工具は近所のタイヤ屋のおばちゃんにもらいました。

これでタイヤの中の空気を抜きます。

この後2段階のガス充填作業を行います。


これが虫ゴム。

無くさないよう注意します。


空気が抜けたら、タイヤに窒素ボンベを接続して窒素ガスを入れます。

最初に窒素ガスを1kgf/cm2程入れます。

次に、入れたガスをタイヤから抜いて、すぐに虫ゴムを取り付けます。

最後にもう一度窒素ガスを規定値まで充填して、漏れが無いか確認し完了です。

なぜ二回入れるかというと、残留している空気を極力減らすためです。


さて充填が完了して、乗ってみました。

空気圧(窒素圧)は入れる前と入れた後で同じ数値にしています。
同じ圧力がかかったタイヤなのでそんなに変化は無いと思っていましたが、実際違いました。

不思議とタイヤからのノイズが少なく感じます、というか周波数特性が変化しているのか音質が違い、静かに感じます。
また乗り心地も音質の影響か良くなった様に感じますが、もちろん極端な変化は有りませんが、ただタイヤの縮み方というか、ギャップでのタイヤゴムの動きが変わったようです。

結果は上々です、また転がり抵抗を低い状態で保持できるので燃費軽減などにも効果が有るようです。

もし窒素ガスを入れてもらえる所があれば試してみては如何でしょうか。


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