スタビライザーのブッシュ交換
つづいてスタビライザーのブッシュ交換です。
これもPOWERFLEX社のポリウレタン樹脂製のもので、どちらも19.9ポンドでした。
交換するのは矢印のゴムです。
まずはロワアームのブッシュから。マウントボルトを外し、古いブッシュを外します。
(マウントボルトの頭はトルクスのT40)
古いブッシュと新しいブッシュです。古い方は相当変形しています。
今度はマウントクランプのブッシュを交換します。クランプはボルトナット一本で留まっているだけです。
これが古いブッシュ。表面にひびがはいっていますが中までは達していません。
穴が大きくなっているように見えます。
新しいブッシュの金属が当る面、つまりサスペンションが動くことによってブッシュとこすれる面には付属のグリスを塗っておきます。
(スタビのパイプが当る面など)
交換完了です。
実はクランプ部の金具を留めるのに大変苦労しました。
ブッシュが硬くて、また一点支持の為クランプ金具を所定の位置まで持っていくのに相当の力が要ります。
このままだと人力では無理そうだったので、ブッシュを1mm程切り、小さくして何とか付きました。
本当はそれなりの工具が必要なようです。乗ってみました。
このポリウレタンブッシュは30%程強化されていると書いているのですが、ピロ足を組むのとは違い、乗った感じではそんなに分かりませんでした。
ステアリングの切り始めがシャープになった感じはありますが、極端なものではありません。
単に私が鈍いだけかもしれませんが。もっとハードな運転をすれば違いも明確に分かるのかもしれません、特にレースなどの競技では。
もっとガチガチの乗り心地も予想していたのですが、かえって良くなった気がします。
今までのゴムも結構硬化していた為でしょうか?
今回のタガネ打ちは結構大変です、やって出来ないことは有りませんが、翌日の筋肉痛および打撃痛は覚悟してください。
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