足周りのブッシュ交換
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走行が8万キロ近くなったのでフロント足廻りのロワアームとスタビライザーのブッシュを交換しました。
まずはロワアームから。
今回使った部品は、イギリスのPOWERFLEX社のポリウレタン樹脂製のものです。
購入価格は55.8ポンドでした。
後で思ったのですが、純正部品は自分で交換は難しそうなのですが、これなら割りと簡単に出来るという事。
ブッシュは矢印の所、二箇所です。交換するためにロワアームを外します。
車をジャッキアップして、タイヤを外します。
まずサポートバーから外します。矢印のサポートバー上部のボルトを外します。
続いてサポートバー下側のナットを外します。
これがサポートバー
後はロワアームを固定しているピボットボルト二本を外します。
続いてロワアーム先端のボールジョイントのクランプボルトを外し、スタビライザーのジョイント部を外せばロワアームは取り外せます。
ロワアームが外れました。
泥で汚れているので奇麗に洗います。特にブッシュが圧入されている部分は念入りに。
鉄の筒にゴムブッシュが圧入されているので、これを外さなければいけません。外しやすいようにCRC 5-56等のような浸透潤滑剤を吹きかけておきます。
本来は油圧プレスなどがあれば簡単に外れるのでしょうが、そんなもん素人のわが家に有るはずもないので人力で外します。アームを万力に固定し、タガネを使いハンマーで気が遠くなる位叩きます。
いろんな角度から「カン、キン、コン」と叩くとどんどん抜けていきます。
くれぐれも手をハンマーで叩かないよう気を付けましょう。
私は3回程叩いてしまい結構痛かったです。
抜けました。
見た感じでは、ひび割れやゴムの劣化などは無いように見えます。交換の必要が無かったかも知れませんね。
でも実際荷重をかけた場合どうなるかは分かりませんが、ここは消耗品と割り切りたいです。
今度は新しいブッシュを挿入します。このブッシュは金属の筒に入っているわけではなく、外側はポリウレタンそのものなので挿入はいたって簡単。
万力などで押し込むと簡単に入りました。
これが純正部品の金属筒入りのブッシュだとこうは簡単にいかなかったかも知れません。
やはり2トンクラスの油圧プレスが要りそうです。
左が交換前、右が交換後。このブッシュの色、何とも言えず変です。
後は元どおり組み立てるだけです。 >>スタビライザーのブッシュ交換>>