バッテリー交換

バッテリーを交換しました。

今まで使っていたいたのはドイツ製、Mareg社のバッテリーで、5年目を迎えてもまだ問題無く使えていました。
でも5年目なのと、真冬の寒さで突然死(突然駄目になる)するケースが多いので交換する事にしました。

交換するバッテリーとして、純正でよく使われているフランスのFULMENや、手に入りやすいドイツのボッシュなどが候補にあげられますが、FULMENは突然死しやすいという噂があるしボッシュは値段が高いなど。

そこで今回使ったバッテリーは以前から気になっていた「ブライトスターMFバッテリー」というグローバルユアサ社が製造しているバッテリーをです。

グローバルユアサ社は日本の大手バッテリーメーカー湯浅(ユアサコーポレーション)の関係会社のようで、どうも韓国あたりで製造されているようです。

商品はインターネットで販売している
バスケスコーポレーションで購入しました。
ネットで注文して翌日には到着しました。
(午後4時まで注文すれば翌日に届くようです)

値段は税込み12,600円で送料は無料。
また支払はお馴染み「代金引き替え」なので商品が届いたら運送屋さんに支払いして完了。

梱包は下面にクッション材を施し、バッテリーが破損しないように送られてきました。


バッテリーの型番
クリオ(ルーテシア)用は562-59でした。


箱の中にはバッテリー本体と、ゴムコーティングされた手袋、あとバッテリーのガスを抜くためのホースが入っていました。

このホースは室内にバッテリーを配置している欧州車があり、室内にガスが充満しないようにガスを外に逃がす為らしいです。
バッテリーからは水素ガスが出たりするので吸うと体にも良くないし、静電気の火花や煙草を吸ったりすると「ドッカ〜ン」と爆発しますから注意が必要ですよね。


交換で用意する工具はクリオの場合7ミリのソケットレンチのみ。

これでバッテリー取り付け金具を外します。

 

欧州車バッテリーの取り付け部の形状には2種類あるようで、アダプターが付いています。
今回はアダプターが要らないので、下準備としてこのアダプターを外しておきます。

 

それではバッテリーを外します。

まずバッテリーターミナル(端子)のマイナス側を外します。

※マイナスから外すのが鉄則です。

ルノー等はバッテリーターミナルは手で回して外せるタイプなので、手でターミナルのノブを回しますが、かたくて回らない場合はウォーターポンププライヤーなどの口の広いペンチで回すと良いかも。
但し、ターミナルのノブはプラスチックなので割らないように。


続いてプラス側ターミナルを外します。

ターミナル類が外れれば、後はバッテリー本体を外します。

本体は青い矢印のボルトの固定金具で固定されているだけなので、緩めるて外すだけ。


バッテリーの取付け位置です。

白い枠で囲まれた部分がバッテリーの位置で、緑の矢印部分でバッテリー下部の出っ張りをはめ、黄色い矢印部分で挟み込み固定されているだけです。


固定金具を外し、バッテリーを外してしまいます。

バッテリーが外れたら、新しいバッテリーを取付けます。


金具を締め、ガタが無いかを確かめて取付け完了。

続いてターミナルを取付けます。
※取付けはプラス側から

バッテリーターミナルには通常導電グリスを塗りますが、このバッテリーは予め塗られていましたので、そのまま取付けできました。

ターミナルが入りにくい場合はプラハン(プラスチックハンマー)などで軽くコンコン叩いて入れるとOK。


 

最後にガス抜きのキャップを外して完了。


新旧のバッテリー。形状は全く同じでした。

バッテリーを扱う上で、本体を倒したりすると中の液体が出てきたりしますので、注意が必要です。この液体は稀硫酸(硫酸の薄めたやつ)なので衣類に付くと繊維がぼろぼろになりますし、手に付いたまま放置すると火傷したりするので、すぐに水洗いしましょう。

要らなくなったバッテリーはガソリンスタンドやディーラーで引き取ってもらうかや自治体の廃品回収等に問い合わせるといいようです。
私は勤め先で産廃業者が来たときに持って行ってもらいました。
くれぐれも不法投棄などしないようにしましょう。

 


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