マフラー交換

マフラーを交換しました。
今まではフランス車乗りにはお馴染みのDevilのマフラーをつけていたのですが、今回イタリアのANSAのマフラーが安価で手に入ったので気分転換に交換しました(テールエンドのみ)。
ANSA社はフェラーリの純正マフラーを造っているという事で有名なようですね。

ほとんど新品のマフラーで、前のオーナーが1週間ほどつけていただけだそうです。

写真下が今までついていたDevil、上が今回つけるANSAのマフラー。

Devilがステンレスに対してANSAはスチール製です。
ANSAは錆びやすいという話を聞きますがはてさて今のANSAはどうなんでしょうか?

Devilは長年の埃で汚れてはいますが、ステンレスのためクリーニングするとぴかぴかで、錆び一つありませんでした。


さて、マフラーは写真のセンターパイプのジョイントで繋がっているだけで、あとはゴムで吊り下がっています。

ジョイントを外します。


またジョイント部が外れるとセンターパイプが垂れ下がってしまうので、それを防ぐためにセンターパイプを紐などで吊っておきます。


これで簡単に交換できるかというと、そうではありません。

クリオの場合足廻りのトーションバーとボディーの狭いすき間をマフラーのパイプが通っていて、マフラーの曲がりくねったパイプが知恵の輪状態で、そのままでは抜けません。

そこでトーションバーとボディーとのすき間を広げる必要があります。

矢印の2本のボルトがトションバー等足廻りを固定していて、これとあとダンパーのボルトも外します。
前の方のナットはボルトが長いのでラチエットレンチのディープソケットを用いると仕事が早いです。
またダンパーのボルトの頭は日本ではほとんど使わない18mmですのでご注意。


ボルト類を外すと、足廻り一式がどさっと落ちてしまい、危険でもありますのでジャッキでトーションバーを受けておきます。

ジャッキをゆっくり下ろして行くとすき間が開きこれでマフラーを抜く準備が完了。

 

後は吊りゴム3ヵ所をはずしてマフラーは取り外せます。

ゴムはそんなに抜けにくい事はありませんが、どうしても固くて抜けないときなどはシリコンオイルのスプレーなどで金属棒とゴムの滑りをよくすると良いかもしれません。

あとは同じ要領で新しいマフラーを吊ってジョイントするだけ。

 

NASAとDevilですが、形が全然違いますね。
造りも正直言ってDevilの方が良いようです、ただ値段に比例しているとは思いますが。

またDevilはノーマルや他の社外マフラーと違って2ピース構造なので足廻りを分解しなくても外せるそうです。

 

気になる音やパワーですが、音圧(音の大きさ)はほとんど同じレベルに感じます。
ANSAの方が低域寄りの音で、低音が若干気持ち良く響いています。

もう少し大きく勇ましい音になるのかと期待していたのですが、そんな事は有りませんでした、まあ近所迷惑にならないから良かったとしましょう。

パワー感に関しては差をほとんど感じませんでした。


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