360°×3マルチエキサイトプラグに換える今までプラグのチューニングはほとんどやった事がなかったんですが(プラチナに換えたりヤスリで削った位)、縁有って変わったプラグを購入しましたところ好結果が得られました。
大阪の東亜システムクリエイトから販売しているマルチエキサイトプラグを紹介します。
構造プラグのギャップ部の写真です。
今までのプラグとの違いは、フック状の接地電極が無い事です。
これはブリッジプレートという導電体の帯があり、ここを橋渡しにしてスパークが飛ぶ仕組みになっています。
その為必ず一回の放電でスパークが3本飛ぶわけです。
実際、東亜システムクリエイトさんを訪問し擬似的にスパークの放電の様子を見せてもらいましたが、気持ち悪いぐらいいろんな方向にスパークが飛んでいました。構造的に接地電極のフックが溶断したりピラーの破断も無いため耐久性に優れています。
また注意事項として電子進角の車は5分位アイドリングして学習をさせる必要があります。
付けてみました 付けたのはD4Cという型番でほとんどの車はこれでOKです。
熱価はマルチグレードでNGKでいうところの5〜7辺りのようです。取り付けは普通のプラグと全く一緒。
しばらくアイドリングして乗ってみました。
なんと、トルクがアップしているのが体感できました。
もともとダイレクトエアクリーナーを付けてトルクが痩せていたのですが、解消されています。
その為か低回転から高回転まで気持ちよく回る感じです。
また高回転まで引っ張るときのエンジン音も多少ですがマイルドな音質に変わっています。プラグだけでこれほど変化するとは思いませんでした。
またオートメカニック誌99年1月号の42〜45ページにもレポートが載っています。
記事ではシャーシダイナモのデータもありましたが確かにトルクががアップしています。高速域でのパワーを100パーセント発揮するためには電極が安定するまで1000Km程の慣らし期間が要るようです。(と言っても回転を上げてはいけないという事ではありません)
問題のお値段ですが、高めの1本2,800円。
まだ大量生産していない事もあって値段が下げられないようです。
販売店もありますがインターネット上でも購入可能で、東亜に直接発注するか楽天市場にも出店しています。
またこのプラグを付けて効果が現れなかった場合、返品は可能だそうです。
詳しくは以下へ
東亜システムクリエイト http://www.toa-corp.co.jp/index.html
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