四国色試験塗装

1988/7-1989/4?
採用:四
経験車:28

キハ6528とキハ58771を用いて行われた四国色の試験塗装。

(type1)
アイボリーホワイトをベースに濃淡ブルーのラインが車体を斜めに横切る大胆な塗装。 前面に回りこんだブルーはV字に切れ、その箇所には黄色の警戒色が入る。 JRマークの位置は既にこのタイプで決定されている。前面を黄色の警戒色で引き締める 技は後の2000系量産車で採用されることになる。


四国色試験塗装(type1) キハ6528 高松 撮影:HIMAJIN

(type2)
type1の発展形。ブルーのストライプがやめられおとなしくなった。窓上に水色のライン が追加されており、これは本採用されることになる。警戒色は廃止され、 前面に回り込んだブルーのラインが前掛け形状に変更された。前面の塗り分けはこのタイプでほぼ決定していることが分かる。 1-3位側と2-4位側でデザインが異なっており、1-3位側は濃淡のブルーがひっついているのに対し、2-4位側は 濃淡のブルーは分離され、濃いブルーのラインは車体中央付近で水色にグラデーションしている。


四国色試験塗装(type2) 1-3位側 キハ6528 予讃本線八十場付近 撮影:HIMAJIN


四国色試験塗装(type2) 2-4位側 キハ6528 予讃本線香西-鬼無 撮影:HIMAJIN

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